昨日は久々にIさんとお会いした。
今回の大阪出張にて提携させて頂いたところからの求人案件に海外対応の経理マンの
ものが出てきたからだ。
あってその場で提携先とお互いに確認。
大阪から戻った昨日に早速ご本人と打ち合わせた。
実はIさんとは既に半年くらい弊社で担当させて頂いている。
当初は香港よりドイツ系香港人のオーナーが買収した日系企業の経理兼支社長的なポジションに
オファーがあったからだ。
その際は惜しくも最終面談2者まで残りながら叶わなかった。
それからなかなか案件も出ず、2社ほどご案内したが結果は1社目ほど「ご縁」のありそうなものは無かった。
そして久々に今回の案件が出たのである。
勤務地や出張等、おそらくかなりハードにはなるだろうが、エントリーの意思を固められた。
Iさんは基本、私の提案する案件にはNOというケースが少ない。
もちろん、どうしてその案件を提案するかの理由を説明するが、ご本人の意思とは違っていても
「チャレンジしてみます!」という姿勢だ。
正直申し上げて、Iさんのご年齢でこの柔軟さをもたれている方は非常に少ない。
彼は以前、父上の会社を引き継がれ代表もされていた方。
プライドが無いはずもない。
なのにこの姿勢。。理由は2つあると考える。
1.元々の性格(お人柄が良い)と苦境を切り抜けた経験
2.海外での仕事・生活の経験
特に2.については色々なお話を伺ってきたが、こちらが学ぶことは本当に多い。
やはり異文化だから「普通」が「普通では無い」
そういうところでプレーした方は「忍耐力」もある。
また考え方もフラットかつ柔軟なのだ。
私のようにまだIさんより若いエージェントに対しても同じ目線で考え、相手の話を聞こうとする姿勢があるのだ。
ここまで話すと「ただ相手に合わせているだけでは?」と思われるかもしれないが
そんなことはなく、ご自分のやりたい仕事を探す!という部分は曲げられていない。
生活もあるし、気持ちも滅入るはずだがそんな雰囲気を微塵も見せないのだ。
ここが1.で言った「性格」だ。
さて、今回長く書いたのには訳があって、
それは同業者と求職者両方にこういう展開を知ってもらいたいのだ。
意外にこういう地味な動き、掛け合いができていないと思う。
エージェントに限っては酷いものだ。
弊社もまだまだできていないが、その人の特性は見ていきたいと思う。
実は表に出ていない「眠っている人材」を掘り起こすのも我々の仕事だからだ
戦いはつづく
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karaki
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